階段の勾配はできるだけ緩い方が良い

私は新築一戸建て注文住宅を建てて後悔していることの一つに、階段の勾配が急なことがあります。
天井を高い部屋にするために、その分上階への階段の勾配が急になってしまいました。

当初はらせん階段や踊り場などを作って、階段の勾配を低くする計画もありました。
しかし、宅地面積の範囲内で部屋や廊下など、全ての要望を取り入れるとなると、結局直進の急な勾配の階段にするしかありませんでした。

階段の勾配が急なので、手すりを設けて、上り下りしやすくしました。
しかし、階段の幅が狭く、手すりを付けたら、さらに狭くなってしまいました。

私は腰痛の持病があるのですが、それが悪化すると、かなり階段の上り下りが辛くなってしまいます。
それでも手すりがあるので何とか階段を使うことができています。

しかし、高齢になって足腰が弱ってきたら、おそらく急な勾配の階段の上り下りはかなりキツくなってしまうと思います。
家は長年、そこで生活するので、やはり自分たちが高齢になった時のことを考え、階段は緩すぎるくらいにしておいたほうが良いと思いました。