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乳がん闘病ブログから分かる乳がん発症から治療までの経緯とは

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女性がかかるがんとして、一番多いのが乳がんです。

乳がんとは、乳房に出来る悪性腫瘍であり、正確に言えば「乳腺に出来る悪性腫瘍」のことです。
乳がん患者の数は年々増加傾向にあり、2017年のがん罹患数は89,000人を超えています。
統計で言えば女性の11人に1人は乳がんにかかると言われていて、乳がんは私たちにとって身近な疾患なのです。

以前より乳がんが身近に感じられるようになったのは、芸能人のがん告白も大きく影響しているでしょう。
乳がんにかかった芸能人が、闘病ブログを通してがん治療を通した経験をシェアしてくれていることは、乳がん患者や家族にとって心の支えになっています。
がんかもしれないと疑ったときから、がんの告知、手術、抗がん剤治療、術後の様子など、がん患者でしか提供できない情報を包み隠さず発信してくれているブログについてご紹介いたします。

乳がん ブログ 闘病 経緯

4名の芸能人の乳がん告白、手術・治療・予後の様子

南果歩さん

女優の南果歩さんは2016年2月に人間ドッグにてステージ1のがんが発覚、翌月3月に乳がんの手術を受けました。
その後5回の放射線治療を受け、現在は抗がん剤治療をストップされています。

南さんのがんの発覚から術後治療の経緯、そして抗がん剤をストップしたことについては大きな話題となりました。
南さんご自身で抗がん剤治療をストップしたことと、代替療法をしているという発言から、サプリメントを飲んでいるのではないか、と様々な憶測が飛び交っています。

南さんが抗がん剤治療をストップしたのは、血圧が100から160まで上昇し、降圧剤を飲むことになり、体の変化や投薬に疑問を感じたからだと言われています。
その後セカンドオピニオン、サードオピニオンと相談し、抗がん剤ストップの判断はご自身で決断された結果でした。
がんの発症や術後の経過は人それぞれですし、治療の選択ももちろん個人の自由です。
「このような決断をするケースもある」という一例を見せてくれたのでしょう。

『南果歩Official Blog』

生稲晃子さん

元アイドルの生稲晃子さんは、2011年に乳がんが発覚、早期発見だったのですぐに手術で腫瘍部分を切除し、放射線照射と薬物治療を行っていました。
その後2012年、2013年とがんが再発し切除手術、そして再発防止のために右乳房の全摘出手術、2015年には乳房再建手術を行いました。

生稲さんは、2016年9月より「働き方改革実現会議」の民間議員に選出されてご活躍されています。
生稲さんが、乳がんであることを告白された理由は、多くの女性が初期症状に気づくことと、乳がんの早期発見のためにきちんと定期検診に行ってほしいという願いからでした。

生稲さんのように乳がんが再発するケースももちろんあります。
がんの手術では病巣を取り除いたのちに、まだ体内に残っているかもしれないがん細胞を死滅させるために様々な治療を行います。

乳がん ブログ 治療

それでも残ってしまったがん細胞が成長して転移する場合と、新たながん細胞が発生することでがんになる場合があります。
生稲さんのように、手術をした側の胸やリンパ節に転移して再発する場合もありますが、全く別の場所に転移する場合もあります。

がん細胞は、血液やリンパ液を通して全身に運ばれます。
そのため胸から離れた箇所でもがんが転移してしまうこともあるのです。
乳がんが転移しやすい箇所としては、背骨、骨盤などの骨・肺・肝臓・脳などが挙げられます。

乳がんの手術後は、医師の指示通りに定期検診を行うことが大切です。
手術後10年間は安全確認をする期間だと思って、無理をせずに体を労わりながら生活していくようにしましょう。

『生稲晃子オフィシャルブログ』

麻木久仁子さん

麻木久仁子さんは、2012年ステージ0で乳がんが発見され摘出手術、その後放射線治療、ホルモン治療を受けています。
浅木さんが行った放射線治療は、左右の胸に30回ずつ合計60回の放射線照射、ホルモン治療として1日1回の服薬でした。

ステージ0とは、がん細胞が臓器の表面などの表皮にとどまっている状態のことで、リンパ節などに転移する前の非浸潤性乳がんのことです。
麻木さんは、2010年に脳梗塞を患い、2012年の人間ドックでステージ0の乳がんが見つかっています。がんの早期発見には検診がいちばんの早道だということをより実感した人が多かったのではないでしょうか。

麻木さんの場合は、もう少し発見が遅れていたら浸潤性乳がんとなっていた可能性がありますので、その後の未来も大きく変わってきます。
麻木さんはステージ0の状態からの乳がん闘病生活でしたが、全ての治療が完了したのは5年後の2017年でした。

麻木久仁子さんのブログ『春夏秋冬』

山田邦子さん

山田邦子さんは、2007年にテレビ番組『たけしの本当は怖い家庭の医学』に出演されたことがきっかけで胸に違和感を覚え、詳しい検査を受けた結果、左乳房に1つ、右乳房に2つの腫瘍がある乳がんであることが判明しました。

どの段階で手術したかは公表されていないのですが、3つの腫瘍はいずれも小指の先ほどだったことから、ステージは0~1ではないかと言われています。
山田さんは温存手術を2回した後、放射線治療、ホルモン治療を受けています。

山田さんの乳がん治療が終了したのは5年後の2012年、その後は闘病記『大丈夫だよ、がんばろう!』を出版され、同時に乳がん検診の大切さを訴えられています。
山田さんは、全ての女性に対して「乳がんの早期発見は定期検診が大切」ということを強く言われています。
『山田邦子オフィシャルブログ』

早期発見のためにも定期的に乳がん検診を受けましょう

芸能人の闘病ブログを通してみても、乳がんは人ごとではない病気です。
乳がんを経験した人は、みなさん口を揃えて乳がん検診の大切さを訴えられています。

乳がん患者の数は年々増加傾向にありますが、がんの部位別死亡数としては、乳がん患者は5位です。
これは乳がんにかかる人は多くても、早期発見・早期治療により治る人が多いということを示しています。

乳がん ブログ 検診へ

また乳がんは世界的にも患者数が多い疾患のため、新しい治療法や新薬の研究が世界中で進められています。
ある程度進行してしまった状態で見つかった乳がんでも、治療方法がたくさんあるのが乳がんの特徴でもあります。

ただし、早期発見であればあるほど、治療の負担も少なく、治療期間も短くなります。
早期発見・早期治療には、専門医によるがん検診が必須になります。
日頃から胸を触ってみるセルフチェックはもちろんのこと、定期的に専門期間で乳がん検診を受けるようにしましょう。

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